ピラティスを続けている人からよく聞くのが、「姿勢が変わった」という声です。鏡に映る立ち姿が、いつの間にか違って見える。体重はそれほど変わっていないのに、「痩せた?」と聞かれる。

そういう人のカラダでは、何が変わったのでしょうか。

カラダが持っている、複雑に関係し合うネットワークが綺麗に動きだす。そして、支え合う。
これが綺麗な姿勢の始まりです。

姿勢というと、背筋を伸ばす、胸を張るといった形を思い浮かべるかもしれません。でも形だけを整えても、気を抜けばすぐにいつもの立ち方になってしまいます。

姿勢が綺麗な人は、股関節や肩甲骨がちゃんと働いていて、呼吸に合わせて胸郭(肋骨のまわり)が動いています。どこか一か所が頑張っているのではなく、足元から背骨、肩までが少しずつ役割を分け合っている。だから、力まなくても立っていられるんです。

ピラティスを考えたジョセフ・ピラティスは、この方法を「コントロロジー」と呼んでいました。目指したのは、筋肉を大きくすることより、自分のカラダを思いどおりに動かせるようになること。背骨をひとつずつ動かしたり、呼吸と動きを合わせたりするのは、そのためです。

アンドエイチでは、レッスンを呼吸から始めます。胸郭を動かすことに、自律神経を落ち着いた状態に整える狙いも持たせています。緊張が抜けないままだと、細かな動きはなかなか身につかないので。

ひとつ、試してみてください。

床に脚を伸ばして座ります。
このとき、骨盤の上にカラダがまっすぐ乗っていますか?

仰向け、腹ばい、座る、四つ這い、つかまり立ち、歩くと、赤ちゃんが動きを覚えていく順番を描いた挿絵

これは、あなたが赤ちゃんの頃に覚えた姿勢です。寝返りや腹ばいを繰り返したあと、自分の力で座り、まっすぐを保てるようになった時期。脳が「まっすぐ」を覚えたときです。

背中が丸まる、もも裏が突っ張って後ろに倒れそうになる。その頃には、なかったはずの感覚です。でもそれは、できなくなったのではなく、毎日の過ごし方の中で、支え合いが少しずつほどけてきただけかもしれません。

アンドエイチのピラティスでは、カラダが動きや姿勢を覚えてきた順番を大切にしています。マシンやポーズだけが、ピラティスではありません。

本当のピラティスを、一度体験してみませんか?

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