回復には、エネルギーがいります。
寝れば勝手に回復する、と思われがちなんですが、修復も、肌の入れ替わりも、髪も、全部エネルギーを使う作業です。タダではありません。
ということは、日中にエネルギーを使い切ってしまえば、回復に回すぶんが残らない。
緊張してる人は、寝る前に使い切ってる
問題は、その消費が「運動」ではないところです。
カラダが常に緊張していると、じっとしている時間にもエネルギーが漏れ続けます。何もしてないのに減っていく。座ってるだけ、立ってるだけで消耗している状態です。
そのまま夜を迎えるので、回復のぶんが足りない。翌朝も重い。それが続くと、老けます。
だから、普段の緊張をほどくことが、若さを保つカラダづくりの土台になります。 鍛えるより先です。
いちばん大事なのは、呼吸
緊張をほどくうえで、最初に手をつけるべきは呼吸です。
呼吸が浅くなると、カラダは足りないぶんを首や肩で埋めようとします。厄介なのは、本人にまったく自覚がないこと。息苦しいわけでもないし、頑張ってるつもりもない。来られた方に「呼吸、けっこう浅いですよ」とお伝えすると、だいたい驚かれます。
でも浅くて速い呼吸は、交感神経が優位な状態とセットです。息をしてるだけで、じわじわ緊張が続いている。ここが戻らないと、他を何やっても漏れ続けます。
先日いらした方の話
体調を崩しやすいので体力をつけたい、という30代の女性。デスクワークが長く、猫背と巻き肩が強い方です。ご本人の訴えで多いのは、ふくらはぎの張りでした。
この方に、いきなりきついトレーニングはしません。
この日やったことの意図は、こういう順番です。
胸郭の柔軟性を戻す → 呼吸が入る → 巡りやすいカラダになる → 疲れにくい、若いカラダへ
まず、肋骨と骨盤の間を広げました。呼吸が浅い方の多くで、ここが詰まっています。体の側面を通る筋膜のライン(アナトミートレインでいうラテラルライン)が硬くなり、胴体が上下から圧縮されたような状態になる。肋骨は息を吸うときに横へ広がるので、広がる場所がなければ、どれだけ吸っても入りません。
体側がゆるむと、肋骨が動きます。息が入る。それだけで神経の緊張は下りてきます。
同時に、腕の上がり方が変わりました。肩をすくめて上げていたのが、胸を開いたまま上がるようになる。鎖骨まわりの詰まりもゆるみます。鎖骨の下は、カラダを巡った体液が戻ってくる通り道です。ここが窮屈だと、末端の重だるさが残りやすくなります。
ふくらはぎの張りが、ふくらはぎの問題じゃないことがある。 この方の場合が、まさにそうでした。
気になる場所と、原因の場所が違う。この見方については アンドエイチ理論 にまとめています。脚の形についても、同じ順番で見ています(X脚・O脚は、膝を直しても変わりません)。
みなさんは、体側のストレッチから
椅子に座ったまま、片手を頭上に上げて、カラダを横に倒します。倒した側ではなく、伸びてる側の肋骨に息を入れるイメージで、ゆっくり3呼吸。左右やってください。
伸び方に左右差があれば、それが今のあなたの状態です。詰まってる側は、息も入りにくいはず。
朝、これだけ。1分もかかりません。しかもタダです。
カラダがそのエネルギーをどこで作っているのか、細胞レベルの仕組みは note に書いています。
一度、ご体験してみてください。
あなたに必要なものをお渡しします。
渋谷・奥渋、神山町でお待ちしています。
今のカラダは、
ちゃんと休める状態ですか。