仕事が忙しい。

眠い。

身体が重い。

運動した方がいいことは分かっている。

でも、

「今日はそんな元気ないな」

という日もありますよね。

そんな日は休んだ方がいいのか。

それとも、少しでも頑張って運動した方がいいのか。

僕は、その二択だけではないと思っています。

疲れている日に、いきなり運動を始めない

先日のお客様も、忙しさや眠気があり、全体的に調子が低めの日でした。

呼吸も浅く、身体全体に硬さが見られました。

こんな日に、

「せっかく来たからトレーニングしましょう」

と、いきなり運動から始める必要はありません。

この日はまず、横になった状態から始めました。

身体を温める。

心地よい圧を入れる。

硬くなったところをゆっくり伸ばす。

胸や肋骨まわりを動かしながら、呼吸を入れていく。

まずは、

身体が動くことを受け入れられる状態をつくる。

そこからです。

休ませて終わりでもありません

少し身体が動きやすくなってきたら、今度は自分で動きます。

軽く身体を支える。

腕と脚を連動させる。

立って動く。

状態を見ながら、少しだけ負荷を上げる。

この日は最終的に、TRXや下半身のトレーニングまで行いました。

最初からそこへ行ったわけではありません。

温める
→ ゆるめる
→ 伸ばす
→ 呼吸する
→ 自分で動く
→ 少し負荷をかける

一段ずつです。

最後にもう一度身体を見ると、肩を上げるときのすくみが減り、腕も上がりやすくなっていました。

疲れている日に必要なのは「頑張ること」とは限らない

疲れていると、

「今日は休もう」

か、

「それでも頑張って運動しよう」

になりがちです。

でも、その間にはたくさんの段階があります。

横になったままでもできることがある。

少し身体を動かすこともできる。

そこから立てるかもしれない。

そして、その日の状態なら運動までできるかもしれない。

僕が大切にしているのは、

その日の身体が受け入れられるところから始めること。

です。

疲れていては、カラダは変われない。

これは&Hのトップページにも置いている言葉です。

でもこれは、

「疲れているなら何もしない」

という意味ではありません。

まして、

「疲れていても頑張りましょう」

でもありません。

僕が作りたいのは、

疲れていても、ちゃんと整うこと。

そして、

少しずつ動ける気持ちと身体へ戻っていくこと。

トレーニングをするために無理やり身体を動かすのではなく、

動ける身体をつくってから、動く。

それが、この日のレッスンでした。

「運動した方がいいのは分かっている。でも疲れていてできない」

そんな人ほど、最初から頑張らなくてもいいと思います。

疲れている日には、疲れている日の始め方があります。