肩が凝る。
だから、肩を揉む。
二の腕がたるんできた。
だから、二の腕を鍛える。
どちらも自然なことです。
揉んだあとは肩が軽くなるし、二の腕を鍛えれば「効いた感じ」もする。
でも、少し経つとまた肩が凝る。
鏡を見ると、二の腕もやっぱり気になる。
効いた感じはする。
でも、身体そのものは変わったのでしょうか。
肩こりも、二の腕のたるみも
僕には、この二つがまったく別の問題には見えないことがあります。
肩こり。
二の腕のたるみ。
巻き肩。
猫背。
腕が上がりにくい。
見えているものは違っても、身体の中では同じ線の上に「問題の種」があることがあります。
だから、肩が凝っているからといって、その種が肩の筋肉にあるとは限りません。
二の腕が気になるからといって、その種が上腕三頭筋にあるとも限らない。
僕なら、まずその種を探します。
二の腕だけを見ない
例えば二の腕が気になる人なら、僕は腕だけを見ません。
胸郭はちゃんと動いているか。
呼吸をするたびに肩が持ち上がっていないか。
肩甲骨と腕が一緒に動いているか。
肩と骨盤がつながって動いているか。
こんなところも見ていきます。
胸郭が硬く、呼吸が窮屈になれば、肩まわりは頑張りやすくなる。
肩甲骨がうまく動かなければ、腕だけで動こうとする。
上半身と骨盤がうまく協調しなければ、一部分ばかりに負担が集まることもあります。
その状態で二の腕だけを鍛えても、筋肉には刺激が入ります。
でも、
身体の使い方そのものは変わっていない。
だから、また同じところが頑張ります。
同じ種は、ほかの悩みにもある
これは、二の腕や肩だけの話ではありません。
腰痛。
膝の違和感。
反り腰。
脚の太さ。
O脚やX脚。
見えている悩みは違っても、身体の中では似た「種」から始まっていることがあります。
種から見直す
肩が凝ったから肩を揉む。
二の腕が気になるから二の腕を鍛える。
それも一つの方法です。
でも、また戻るなら、
気になる場所ではなく、その変化をつくっている種を見る。
僕はそこから始めます。
整えるのは、ラクになるためだけではありません。
もっと動けるために。
もっとちゃんと使えるために。
そして、
もっと綺麗に変わるために。
一つの種から、身体は変わっていきます。